カスティーリャ・ラマンチャは世界中で最も広大なブドウ栽培地域です。
現在に至るまでこの地域は、その豊富な生産量から、シンプルで素朴なテーブルワインの生産地としてスペインの他の産地の影として存在していた地域ですが、実際には地中海沿岸特有の土壌(比較的やせた赤色土や黄色土)から構成され、今やブドウ栽培に適した地域として注目が集まる産地の一つです。
2012年3月:過去3年間で国際的なコンクールで21個もの賞を受賞した(2012年8月現在、その数は30個にも及びます)ヴィーニャ・セロンはカスティーリャ・ラマンチャに居を構える1895年創業の家族経営の生産者です。
1990年から有機栽培に取り組み、現在はスペインのオーガニック認証機関Sohiscert(SHC)の認証を取得しており、セロン家の息子達=新世代のダイナミックな精神と共に、世界レベルのワイン造りを目指しています。
畑とカンティーナはカスティーリャ・ラマンチャの南東部に位置する小さな村、フエンテアラーモにあり、標高は700〜800m。
土壌は赤色の粘土質砂岩と白亜石灰岩質で、栽培には農薬はもちろん肥料すらも加えられる事はありません。自然な成熟を迎えたブドウは低収量・手摘みにより収獲され、高い品質が保たれています。
|
|