ギプスコア海岸に面した、スペインバスク地方の街サラウツ(Zarautz)の近郊にあり、フランスとの国境まで約20kmに位置する。
ワイナリーは、海岸からの丘陵地帯にあり、北側は海岸沿いの断崖絶壁に至る大きな丘で、畑は海岸から1km以内、海抜最高90m、斜度5度ほどのなだらかな南斜面にあり、これによって高い降雨量と海からの湿度に対応できており、また日照と風に恵まれたブドウ栽培の好適地となっており、よく熟しながらドライさと豊かなミネ
ラルが得られている。
DO内だが、近隣にワイナリーの無いエリア。
地域に根差したのこのワイナリーは50年以上ぶどう栽培家としてチャコリワイナリーへのブドウ栽培を請け負った後、1989年にワイナリーを設立。
以後、家族経営で高品質なチャコリワイン造りを行っており、現在は3代目。
また、創業以前からぶどう栽培以外にもチャコリに深く携わっていた家族で、2代目はチャコリ醸造に携わって65年以上の経歴を持ち、現在の当主であり醸造家は、父からの教えのほか、リオハでも醸造を学んでいます。
栽培から醸造までDO設立以前からの長い経験を活かして美食都市バスクを代表するワイン/チャコリの伝統の保全と地域特有の個性を美点を更に深める事に注力し、ビオディナミ
や最近の技術や機材を取り入れ更なる美味しさを探求し続けています。 |