ラシーヌさんの資料から
2004年に設立された、生産量50000本/年という小規模な新世代のメゾンです。
創設したのは、コート・ド・バール地区にあるアヴィレィ=ランジェィ村出身の気鋭な新人、ダヴィ・ドノンとシモン=シャルル・ルパージュの二人組です。メゾンの位置は、Tonnerトネールから北東30km、troyesトロワから南東40kmほどの距離にあります。
ワインの醸造過程では、ほとんどの期間をオーク樽で過ごし、ビン内熟成には出来るだけ時間をかけます。
フィネスと純粋さを保ちつつ、最終的に複雑でフルな味わいへと熟成を遂げることを念頭において、少量の ドサージュを行います。 “レコルト”は、ブルゴーニュのピュリニィ=モンラシェ村で造られた容量228リットルのオーク樽の中で、発酵・熟成します。というわけで、木材だけを通してワインと空気中の酸素との接触が可能になり、シャンパーニュが自然に成長と熟成を遂げるのを促し、複雑な味わいが賦与されるのです。 ここでは、5年以上を経たオークの旧樽しか用いないので、新樽のようにタンニンや風味が移ることはありません。
早くも2007年のリリース直後から、『ル・クラスマン』をはじめとするフランス国内のジャーナリズムと識者から、注目を集めています。〈シャンパーニュの美質〉である、しとやかな美しさ、エレガンスと気品を備え、ハーモニーのとれたスタイルはひとクラス上の味わいを発揮しながら、価格は控えめです。 シャンパーニュ市場が成熟を迎えた現在の日本に、最も必要とされるスタイルと資質を持ち合わせています。 インポーターの資料より
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