2004年よりワイン造りを始めた新星ドメーヌです。
とてもユニークなキャリアを持つ当主、ジャン・クリストフ・コモル氏は、パリの元政界関係者という異色な経歴を持っています。
生まれ育った地に戻りワイン造りを初めたコモル氏のワインは、プロヴァンスの地盤品種にこだわって造られており、他の地区から入ってきた「外来種」は扱わないと
強いこだわりを持っています。 |
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瞬く間にパリの話題のビストロや、三ツ星レストランで注目を集めている実力はもちろん、キュヴェ毎に付けられた個性豊かな名前にも注目です。
他の地域の生産者とも交友関係が広く、ワインは人と分かち合い、味わうもの。
というフィロソフィーを持つ、「つながり」を大事にする生産者です。
畑 :標高420mの山岸に2,5haとサン・ボンブ山の麓にトータルで約10hになる小さな 畑をいくつか所有しています。
人里離れた山の中の、栄養豊富で水はけの良い粘土石灰土壌で、ビオロジック栽培をしています。
クローンの苗木は使わないというこだわりや、樹齢の高い畑は、昔より採用されていたゴブレ式の植樹を保ち続けるなど、より自然な作りに撤退してワイン造りをしています。
醸造 :手摘みによる収穫後、自然酵母で発酵、除梗無しでキュヴェごとにマセラシオンの期間を調整します。
発酵ではステンレスやファイバータンクを使用し、一部の赤ワインのみに樽熟成をさせます。
清澄やフィルターはせず、瓶詰時にのみ、少量 の酸化防止剤を使用します。 |