元々ブドウ栽培をしていたペイラス家で、2007年より現在の当主、ジュリアン・ペイラスによって手掛けられる新星ドメーヌです。
ジュリアンの祖父の代からブドウ栽培をしていました。 作ったブドウは農協団体に売るなどしていましたが、出来上がるブドウの素晴らしさに一念発起したジュリアンによって、自社元詰めのワイン造りが始められました。 |
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幼少時から畑が遊び場だったジュリアンが、ヴィニュロンを目指したのは自然な流れで当初から自然を尊重する造りを志しており、ラングドック地方においてビオディナミ栽培の先駆者、ドメーヌ・フォントディクトにてアドバイスを受けたり、同世代の同じく農薬に頼らないワイン造りをする生産者と意見交換を行っております。
畑 :南向きの4.5ha、様々な土壌に富んだ畑を所有しています。
畑はビオロジック栽培を施しており、現在はコンポストの使用も試みており、ビオディナミ栽培も取り入れています。
所有のサンソー、シラー、カリニャンは“ビルフランシュアン”と呼ばれる、砂利と水晶を多く含んだ粘度土質の土壌で、ラングドックの暑い地区でもミネラル分に富んたブドウを栽培することができます。
グルナッシュの畑には玄武岩が含まれており、鉄分が多く含まれ、よりパワフルなグルナッシュが造られています。
醸造: 完熟したブドウは全て手摘みで、100%除梗してプレスされます。
年代物木製の垂直式プレス機を使用しており、重力によって優しくプレスする為、 雑味の無い上品なジュースを得ることができます。
ステンレスタンクで醗酵を始める際にも酸化防止剤を使用せず、ピジャージュも無し。
ゆっくりと時間をかけ、手動の瓶詰め機を使用し、なるべく液体に負担をかけない 徹底さで、瓶詰時にもSO2の使用をしない作りを実現しています。
ラフィネさんの資料より |