Clos MaiaはGeraldine Lavalさんが2009年から始めた新しいワイン生産者です。 ボルドーのブドウ農家に育った彼女はブルゴーニュなどで゛醸造学を修め、Olivier Leflaive、Jean-Louis Chave、Olivier Jullien、Pas de L'Escaletteなど一流の生産者の元で研修をしました。
2009年にラングドックのTerrasses du Larzacに約4haのブドウ畑を手に入れ、 現在パートナーでもあるMas Haut-BuisのOlivier
Jeantet氏からの手助けも受けて、ワイン生産を開始しました。
ボルドー出身の彼女がこの土地を選んだ理由は、標高、最適な水量、石灰岩の多い土壌、の3点が理想的だったからとのことです。
あるインタビューでは、Jean-Louis Chaveの研修では、的確さや細かさ、ブドウの年間サイクルを学び、Pas de L'EscaletteではTerrasses
du Larzacのブドウ品種と土壌、そして、Olivier Jullienでさらに栽培や品種、醸造の知識を 深めたと答えています。
土壌・栽培 Olivier JullienとMas Haut-BuisのOlivier Jeantetの紹介を受け、 4haの土地のブドウ畑を購入しました。
グ ルナッシュ2ヘクタール、シラー1.5ヘクタール、残りがカリニャン、ルーサンヌ、テレ・ブーレです。
ブドウ畑は標高約400m、石灰粘土質中心の土壌。
ラングドックの平均値より多目の雨量がある地域で、この雨量と水はけの良い土壌の組み合わせで、ラングドックに見られる水分不足のストレスから逃れているそうです。
高い標高のため適度な涼しさと湿度のバランス、また北風が定期的に吹く場所であることから、ビオロジック栽培をやりやすくしているとの事。
土を耕して通気性を良くすることで土壌を活性化させています。
除草剤は使用していません。グリーンハーベストは行わず、また特に湿度の高いヴィンテージ以外、葉を摘むこともしないそうです。
ホメオパシー的な量の硫黄と銅を用いて病気に対応しています。
開花時期に硫黄を散布。特にべと病にたいしては、硫黄や銅の効果を高める為にグレープフルーツの種から抽出したオイルを撒くそうです。
ビオディナミの栽培法も一部とりいれています。
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