イストリア半島北西部、スロベニアとの国境辺りのVisnjan村にロハニッヒはあります。
ロハニッヒのオーナーMladen Rozanicは、これまでの人生でワイン生産者から得た 豊富なワイン知識とロワールワインに対する愛情、そして出身地であるイストリア地方のテロワールを表現したいという強い想いが重なり、イストリアでブドウを植えるために適した土地を長い間探し続けました。
そして2001年、ようやく気候や地質条件に恵まれている理想的な土地Visnjanに近い 西イストリアを見つけ、4年以上の年月をかけて26haの畑にブドウを植えました。
彼らのファーストヴィンテージは2005年、その後徐々に生産量を増やしながら世界中で名声を高めていきます。
畑では機械的および科学的な手入れは行わず、伝統的なビオディナミの手法を用いブドウを栽培し、土着品種と国際品種の両方からナチュラルワインを造りだしています。
白は8日間、赤は4 〜 6週間のマセラシオンを行いながら、55〜75hlの木樽で発酵させます。
その後プレスされたワインは大容量のカスク樽で3年間ゆっくりと熟成します。
ワインの移動や瓶詰は下弦の月のころ見計らって行うなど、ビオディナミの手法を用いて行われています。
ぜひイストリアのテロワールを表現し、長期熟成できるポテンシャルを秘めたワイン、お楽しみいただきたいと思います。 <ディオニーの資料より > |