1998年にマクランで醸造家だったマッシモとアリアンナ(ソアヴェで有名なスアヴィア家出身)が設立したワイナリー。戦後衰退し無名の産地になり果てたダーニョ渓谷に可能性を見出した彼らは、栽培方法と醸造を見直す為にこの地で研究を繰り返しました。やがて彼らはダーニョ渓谷をワイン産地として復活させる事を決意し、その為の決意を誓いました!
1. 所有地のすべてを開墾せず、20%は動植物の為の環境として森や放牧地として保つ。これらは全て良い葡萄作り、そして良いワイン造りの為に行われています。
2. 農薬や化学肥料、除草剤、殺虫剤といった土壌の汚染や畑の微生物を殺してしまうような農法はしない。(ビオロジック:有機栽培を実践するが、コマーシャルに受け取られるのを嫌がり公言してない。)
3. 機械的な作業をせず、人の手で確認しながら畑作業を行う。根を深く張ってもらう為、灌漑は勿論しない。
4. 積み重ねた経験と知識は、ここダーニョ渓谷の発展の為に活かす。
研究・実験期間も含め、10年が過ぎようやく彼らの求めるスタイルが確立してきたように思います。 彼らの探究心が現れている「4エレメンティ」は赤も白も毎年洗練度合いが増し、確実に美味しくなっています!
熱心な彼らは今、新しいチャレンジをしており、2012年には素晴らしい「スプマンテ」がリリースされる予定です。お楽しみに! |