イタリアの中でも南の産地、州の47%が山地、45%が丘陵地であるバジリカータ州、 そこに位置するDOC 、アルアニコ・デ ル・ヴルトゥーレではAglianico種から作る赤ワインが認定されております。 もともとギリシア原産のブドウで、紀元前にElleniecum種に由来されているとの事。
ギリシア=hellenicを意味するイタリア語ellenicoが転化したものだそうです。
この品種は恐らくDOCGのカンパーニャ州のタウラージでは聞いたことがあると思いますが、日常的に試飲されている方はなかなか多くはありません。
今回は全てアリアニコ種の赤ワインですが、醸造方法・ヴィンテージが違います。 もともとお爺様の代から農業を営み、その頃から無農薬を実践しておりました。
正確には、南イタリアにもかかわらず高標高の冷涼な地域で風が強く、ケミカルなものを使用する必要のないワイン産地なのです。 お父様の代から少しづつ近所の人に売る程度のワイン造りを始めましたが、まだ本格的ではありませんでした。
そして2007年23歳の時Paoloがワイン造りを 本格化しようと決意!
2002 〜 2007年にいくつかのイタリアのワイナリーで修業、最後はNew Zealandにまでワイン研修に行きました。 帰国後、御父さんに頼み銀行に大きなお金を借りて、一気にモダンなワイナリーを建築。住んでいる敷地内に建てたのです。
とってもイタリアらしくモダンな建物。お兄様が設計士なので全て彼に設計して貰ったそうです。 <インポーターさんのコメント> |