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SOLD OUT |
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★Merlot 2020
メルロー 2020 |
品種:メルロー100%
樹齢は最も古い部分は55 年。
アンジェの中で最も収穫が遅く、果皮、種子、そして梗まで完熟したメルロー。醸造方法も根本的に白ブドウと同じ、果皮と共に醗酵が完全に終わってから圧搾、熟成は木樽にて
24 カ月。「自分は醸造よりも畑での仕事が最も重要だと思ってる。毎年の天候や畑の環境。ブドウ樹1 つ 1 つの変化をくみ取り、収穫に繋げる方が重要だと持っている」、その話の節々に、彼の師ともいえる存在の言葉を断片的にですが感じてしまいます。
ワインについては、もはや言葉で伝える事も難しいほどの味わいです。妖艶で熟れ切った果皮を想像できる、厚みある香り。果実はまるでコンポ ートのようですが、重苦しさは皆無。酸は丸く柔らかくも太く、口の中を流れる。そしてより深く、複雑に続く余韻。訪問した際、リボッラ
ジャッ ラに衝撃を受け、フリウラーノで驚嘆しました。しかし最後に、そのすべてをかっさらっていくような凄まじい存在感を持ったメルロー。今まで出会った造り手達の中でも、間違いなく飛びぬけた存在であることは間違いありません。
これほどの若さでありながら、素晴らしい経験を積み重ねてきたアンジェ。ワイナリーとしてはまだ始まって 5年と短く、正式にボトル詰めを初めて 3
ヴィンテージ目。それでいて、彼のワインのクオリティは、既にかなりの高次元に到達していると直感します。こうして出会えたことに本当に感謝するとともに、彼のこれからの成長とワインの進化を、ゆっくりと追いかけていきたいと思います
2024/2/07 エヴィーノさんの試飲会にて
一口飲んで幸せな気分!細かなタンニン酸は柔らかく、スムーズに口の中に広がります。そのエレガントさは驚く程です。 |
20723 |
sold out ¥8,980(税込\9,878) |
白ワイン |
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★Sardone 2020
サルドーネ 2020 |
品種:シャルドネ100%
樹齢40 年
リボッラやメルローと共に畑に残るシャルドネ、樹は少なく450 本しかない事もあり、単一でボトル詰めしたのはこの 2020 が初めてといいます。
国際品種という立ち位置でありながら、古くからブルダ(コッリオ)周辺では栽培されてきたブドウ。特徴は果皮の厚さ、そして何より種子が大きく、その中に強いタンニンを持っているシャルドネ。種子が完璧に成熟するまで待ち、リボッラや他の白と全く同じ醸造方法。
果皮が厚く、種子も大きいシャルドネ。今まではシャルドネを単一で表現するのが難しかったと話すアンジェ。「品種ごとに収穫時期は毎年違う、 特に種子が完璧に熟すまでにはそれだけの時間が必要。種子が大きく、多いシャルドネはより難しい。2020年は天候もよかったし、種子まで完璧に熟してから収穫できた」、といいます。2020
年の収穫は白ブドウの中で最後の収穫というシャルドネ。このブドウならばと思い、単一で醗酵、熟成、ボトル詰めされたワイン(2021 もシャルドネ単一のボトル詰めは見送っています)。
シャルドネというブドウが、「この土地に合っていない」、というのは正しい答えではない。この土地で、完璧な収穫を迎える事が難しいだけなのでは?そう考えているアンジェ。2020という素晴らしい収穫によって生まれたシャルドネ。特徴ともいえる強い酸と、大きな種子より十分に抽出されたタンニンは渋みだけではなく厚み、そして特徴的な香りをワインに与えてくれる。シャルドネというブドウで、これほど豊かで幅広い表現ができている事に驚かされます。
2024/2/07 エヴィーノさんの試飲会にて
黄金色をしています。とろんとした完熟した果実、シェリーのような味わいとミネラル、厚み、ほのかな苦味、シャルドネでここまで表現出来る事に感動です。 |
20721 |
sold out ¥7,980(税込\8,778) |
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★Rebula 2020
レブーラ 2020 |
品種:リボッラ ジャッラ100% 樹齢30 年〜58 年
自宅のすぐ前にある畑、正式には2018年より借りましたが、2006 年(アンジェ当時14歳)から、オーナーと共に畑仕事を手伝ってきたといい、ビリャーナでは最も古いリボッラ
ジャッラ(58年)が残る畑。強烈なポンカ土壌に深く根を伸ばし、さらに近年のクローン選抜される以前のリボッラ ジャッラ。厳しいグリーンハーヴェストを行うため、夏の時点で約70%のブドウを間引く。さらにブドウの房もカットする。収穫の時点で凝縮し、果汁が蜂蜜のようになるほどに凝縮したブドウを目指すアンジェ。2020年は雨も多く、貴腐化したブドウも多かったヴィンテージ。収穫したブドウは自
身で細かく選別を行い、梗まで完熟した房は除梗せずにマセレーション。アルコール醗酵が終わってから圧搾し、使い込んだバリックやトノーにて 24 カ月以上の熟成。途中、オリ引きは最低限にとどめる事で、オリの持つ要素や味わいを尊重したワイン造り。
まず何よりも、液体の濃度に驚かされてしまいます。徹底しきった収量制限と、樹上での成熟によって「極限」といってもいいほど凝縮したブドウを 果皮と共に醗酵する。「マセレーションをすることは必ず必要な事ではない。ただ、最高のブドウを収穫できたのなら、果皮や種子を使わないのがもったいないだけ。」そう言い切るアン
ジェ。成熟した果皮、果梗、そして種子まで、すべてがワインに味わいや奥行き、複雑さを与える要素となっている。それを本能的に感じるリボッラ ジャッラ。
アルコールの高さはもちろんあるものの、果実や酸、奥行き、どのサイズも飛びぬけているため、決して悪目立ちしていない。むしろその迫力とどこまでも続く余韻の長さには、間違いなく驚いていただけると思います。
2024/2/07 エヴィーノさんの試飲会にて
黄金色。貴腐化したぶどうが多い為に味わいは凝縮した果実味、とろんとした液体、綺麗な酸味が下支えいて何とも言えない味わい。
うっとりです。 |
20720 |
sold out ¥7,980(税込\8,778) |
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★Josef 2020
ヨーゼフ 2020 |
品種:リボッラ ジャッラ70%、フリウラーノ20%、シャルドネ10% 樹齢30年〜50年
「元来ブルダでは、ブドウ品種ごとにワインを造っていたわけじゃなくて、混醸するのが普通だったんだ」、そう語るアンジェ。彼が 2018年から借りた畑そのままの植樹率で混醸。そしてワインの名前はオーナーの名前を冠したワイン。ワインのベース、骨格を形成するリボッラ
ジャッラ。果皮のタンニンや酸、ワインを肉付けするシャルドネ、そして華やかさやエレガントさ、バランスを生み出すフリウラーノ。「この畑は、正式に借り始めたのは
2018 だけど、その昔から畑作業を手伝ってきた。この希少な樹齢の古い畑を、存続してくれた感謝も込めて名前を借りたんだ」、そう語るアン ジェ。ヨーゼフが
50 年前から造り続けてきた、「土地のワイン」としてのイメージを残しつつも、アンジェとして強烈に練り込まれ、独自に表現したブルダの土地。リボッラ
ジャッラとシャルドネは収穫を合わせて一緒に収穫&醗酵。時期が合わなかったフリウラーノのみ別にし、醗酵が終わって からアッサンブラージュ。木樽で
24 カ月の熟成を行ったワイン。 他の 3 つのワインがそれぞれ、ブドウ品種の個性を表現しているのに対し、ヨーゼフはその良い部分を磨き上げたかのような絶対的なバランスと奥行きを感じます。ただ、他の3つの白と同じく、途轍もないブドウの熟度と超凝縮、そして終わりのない余韻を持った圧巻の味わいです。
アンジェが 14 歳から共に畑仕事を手伝ってきた。50 年以上化学肥料や農薬を使
わずに畑を守ってきたオーナーの名を冠したワイン
2024/2/07 エヴィーノさんの試飲会にて
キラキラとしたミネラルと桃の様な熟した果実味。厚みとふっくらとした味わいは感動です。ほのかに感じる苦味がアクレントになってなんとも幸せな気持ちになります。 |
20722 |
sold out ¥7,980(税込\8,778) |