<ドメーヌについて>
ヴェロニックの長男であるアントワーヌ・ドゥ・マクマホンが、このわずか3ヘクタールしかない「マイクロ・エステイト」を、1999年このかた運営しています。
アントワーヌは、栽培と醸造に関する明確なヴィジョンの持ち主です。
葡萄畑は有機農法で栽培し(まだ公式の認証を得てはいません)、発酵にはほとんどまったくSo2を添加しません。
アントワーヌのセラーはブルゴーニュでも屈指なくらい、きわめて冷涼で高湿度。
ゆえに、アルコール発酵およびマロラクティック発酵は、ゆっくりと時間をかけて進行します。
リー(果汁に含まれる果肉や酵母に由来する澱)のバトナージュによって、いっそう重厚さ・テクスチャー・濃密度がワインにそなわります。
樽(うち新樽の割合は15-25%)と、1,2,3年目の旧樽のなかで通常は最長2年を過ごした後、アッサンブラージュ(樽寄せ)され、清澄・濾過をまったく経ずに、自然な方法でボトリングされます。 |